稽古中に現れた、もう一人のガブリエルです。
正体は実は珠子パパ。
頭だけだし、成人男性なのに醸し出される可愛さと癒やしオーラ。
素晴らしいです。
気がついたらファミリー全員ガブリエル装着してますね。
惑星グリーゼから来た宇宙人。
DISH的には、宇宙人は
「One」の時に、グリーゼから地球観光に来た昭和大好きな2人組とタコっぽかった妙子さん以来、
今回2度目の来地球である。
ライラは王族である。
そんな設定から物語は始まりましたが、「王族である」なんていう情報は、キャスト表に1行書かれていただけで
台本上では特に説明もされず、しかも結末には「おお泥棒だった!」というオチ(おち?)に……。
歌って踊れて無茶ができる稀有な存在の斉藤麻英子ならではの登場人物です。
思い起こせば、麻英子が《PORTER》のカーテンコールで「次回はミュージカルです」とか言っちゃったとこから
《JOKERS》はスタートしておりました。
「いつか博品館劇場でオリジナルミュージカルやろうぜ」
帝国劇場ではなく博品館なところがDISHです。
おもちゃ満載のビルの上でミュージカルなんて、極上の遊び場での最高のイベントです。
麻英子と一緒に博品館に行けたら、謙虚に、もう究極にやりたい放題やります。
台本と一緒に、私に夢を描かせてくれるひと。
そんな立場のひとが麻英子です。
いつきも「何か考えます」と必ず言ってくれますが
麻英子も「やりましょう。やっちゃいましょう」と言ってくれます。
いつきほど深くは考えずに直感で返事しますが、必ず行動で答えを出してくれます。
何かの答えを提示してくれるひとは、たとえそれが違う意見だったとしても
信用できるひとだと思います。
わりとキャラクターの強い役を演じてもらってますが
本人は、DISHの中では1.2を争うシャイな人物。
マイケルの被り物をしてる時とか、特異なキャラクターとか、
身にまとっているものが多ければ多いほど輝くようです。
でもね、麻英子、麻英子も恵理もタクちゃんも
完全に「お芝居」のひとですよ。
ネタ重視ではなく、心重視のお芝居の方が圧倒的に上手いんです。
やろう。やってみよう。
飾ってない麻英子が、一等かわいいし、特等カッコいいと思う。